関係の終末ラスト結末までネタバレ!あらすじと他人は地獄だとの繋がりについて徹底調査

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この記事を読むとわかること↓

【関係の終末】

主人公は、過去にいじめられていたマサル。

彼女と旅行を楽しもうとするマサルでしたが、昔のイジメっ子との再会やある人物との出会いで物語は思わぬ方向に!

物語は終始不穏な空気をまとっているので「見たくないけどどうしても気になる!」といつの間にかとりこになること間違いなしでしょう。

こんな方にオススメ!

  • 人間の狂気や復讐心でハラハラしたい!
  • 緊張感のある展開が好き!
  • サスペンスホラーが読みたい!

ということで「関係の終末ラスト結末までネタバレ!あらすじと他人は地獄だとの繋がりについて徹底調査」
こちらのタイトルで情報をシェアしていきます。

関係の終末ラスト結末までネタバレ

ネタバレ序盤:マサルとハシラの出会い

中学校時代にいじめられっ子だったマサルですが、現在はユイという彼女がおり、ある民宿に旅行に来ていました。

旅行の道中でいじめっ子たちを見かけ、マサルは激しく動揺してしまいます。

マサルはイジメの辛い過去を思い出しフラッシュバックしてしまいます。

しかし、気持ちを必死に切り替えてユイとの旅行を楽しもうとするのです。

イジメなど自分にとって忘れられない辛い体験は、どれだけ時間が経っても心を深く傷つけ簡単には癒えませんよね。

その後、民宿の態度の悪いオーナーや民宿全体がまとう気味の悪い雰囲気に違和感を感じていると不気味で怪しいハシラという人物と出会います。

ハシラとの出会いが、マサルのいじめっ子への復讐心を目覚めさせていくのです。

このマサルとハシラの接触が、この後の悲劇へと繋がる大きなきっかけとなるのです。

良い出会いならいいですが、このハシラという人物はかなりの要注意人物だったんです!

ネタバレ中盤:後戻りできない復讐心

ハシラの気味の悪い誘導によって、マサルのいじめっ子への復讐心はより強くなっていくのです。

ハシラの徹底的な策略により、いじめっ子達はじわじわと追い詰められていきます。

ハシラは淡々と復讐計画を実行しマサルもその計画の一旦を担うことになってしまうのですが、自分の道徳心との葛藤が生まれ始めます。

しかしイジメられた強い恨みは、マサルを止めることはできないのです。

そして、いじめっ子たちを民宿に監禁するため計画を実行していきます。

「復讐」という心の黒い闇と言葉巧みなハシラによって、マサルはもう後戻りはできないところまでいってしまうのです。

「やられたらやり返す」で解決しないことばかりだと思うのですが、復讐心は人間を盲目にしてしまうのですね。

ネタバレ終盤:凄惨な事件へ

終盤では、ハシラに触発されはじまったいじめっ子たちへの復讐が、残忍な事件へと発展していきます。

民宿ではハシラの誘導により、いじめっ子たちが悲惨な末路に!

民宿では暴力的なことに限らず、精神を壊していくような残酷な復讐が繰り広げられます。

ハシラの計画した復讐計画は、とても陰湿でかなり巧妙に練られています。

マサルはハシラの支配下で洗脳された操り人形状態になっていくのです。

結果としていじめっ子たちはほとんどが悲惨な最後となります。

復讐を終えたマサルはスッキリした気持ちはなく、さらに辛い地獄の入り口に立つことになったのです。

自分も加害者になってしまったという後悔・懺悔…そういった言葉では言いつくせない結末を迎えて自身が崩壊寸前に。

関係の終末あらすじ

主人公は、いじめられていた過去を抱えるマサルです。

その辛い過去をどうにかして清算したい、という気持ちを抱えながら生きています。

そんな時、その思いを見透かしたかのようにマサルはユイと訪れた民宿でハシラと出会い、いじめっ子たちへの復讐へと踏み出すのです。

マサルとハシラの関係は変化していき、ハシラの支配下のもと民宿で凄惨な事件が起きます。

マサルはハシラと出会わなければ、悔しい思いを抱きながらも人間の道を外れることなく人生を歩んでいたはずでしょう。

この「関係の終末」は、人間の弱さや残酷さなど誰しもが心の底に持っている闇と狂気を描いていると言えます!

また人間の関係性についても考えさせられること間違いないでしょう。

登場人物

マサル(主人公)

過去に酷いいじめを受けていた主人公で、イジメのトラウマからメンタル面が不安定気味です。

密かに強い復讐を抱えて生きてきましたが、ハシラとの出会いがキッカケでその復讐心に火が付き実行に移していきます。

自分が加害者側になっていると気付き、思いとどまろうとするも復讐の炎を消すことはできなくなってしまいます。

ハシラ

謎の多い人物ですが、常に冷静で冷酷で不気味さをまとっている人物です。

マサルの復讐心をうまく操って自分の支配下におき、物語の中盤からは復讐劇の黒幕としてその存在感を表します。

このハシラの存在は、読者にも強烈な不気味さを与える物語の重要人物といえます。

いじめっ子たち

主人公のマサルに酷いイジメをしていた中学時代の同級生たちです。

一人一人性格や特徴は違いますが、共通点はいじめの加害者ということです。

お互い疑心暗鬼になったりと悲惨な末路を迎えることになります。

彼らの現在の生活や人間関係の弱みなども描かれるので、そこにも注目です。

民宿の従業員など

無愛想なオーナーや、「マル」という従業員人物などです。

マルは、民宿の運営に携わっていて事件の舞台となる場所で直接的に関わることになります。

関係の終末と他人は地獄だとの繋がり

「関係の終末」と「他人は地獄だ」は同じヨンキという作者が書いています。

そして二つの繋がりは、

「関係の終末」は「他人は地獄だ」の前日譚なのです。


「他人は地獄だ」は、主人公のユウが気味の悪い下宿に引っ越してそこの住民たちとの関わりで精神的に追い詰められていく物語です。

この下宿に住んでいる住人の中には、「関係の終末」で生き残った人物もいるのです。

「関係の終末」での残酷な事件は、のちの物語である「他人は地獄だ」の登場人物たちの精神状態などに深い影響を与えていると言えるのです!

関係の終末ラスト結末までネタバレ!あらすじと他人は地獄だとの繋がりについて!まとめ


「関係の終末ラスト結末までネタバレ!あらすじと他人は地獄だとの繋がりについて徹底調査」
こちらをご紹介しました。

「関係の終末」は、主人公のマサルがハシラと出会ったことによりいじめっ子たちへの復讐を実行していく過程を描いています。

復讐は決して気持ちの良いスカッとするものではなく、主人公のマサルを含めた登場人物たちの精神崩壊が描かれていて人間の闇や弱さ、残酷さなどを突きつけてきます。

現実は、綺麗ごとだけでは済まされないことを思い知らされる作品です。

苦い後味を残す作品ですが、「人間とは」と考えさせられる良い作品です!

ということで「関係の終末ラスト結末までネタバレ!あらすじと他人は地獄だとの繋がりについて徹底調査」
最後まで読んでくださりありがとうございました。